ABOUT

reyn spoonerの伝統

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アロハの心。

reyn spoonerの作るすべてのハワイアンシャツには、歴史と伝統そしてアロハの心が縫い込まれています。ハワイ諸島のスピリットと西海岸のクールなスタイル、そして東海岸のプレッピー・ルックが融合した、カジュアルで着心地のいい考え抜かれたデザイン。reyn spoonerは時代を超えた柄を使いながらモダンなスタイルを取り入れています。50年以上続く比類なきデザインは、ハワイのアロハ・ファッションの歴史を伝えるのに一役買っています。「アロハ」にはたくさんの意味があり、ハワイでは「こんにちは」や「さようなら」の挨拶として、それから愛を表現する言葉として使われています。また「アロハ」とは生き方を表す言葉でもあり、reyn spoonerでは一針一針にアロハの心を込めています。100%ハワイ製で高品質のreyn spoonerの服と小物は購入したその日から何年も先まで変わらずお使いいただけます。次の世代が引き継ぐことさえできるかもしれません。製品は快適で長持ち、たくさんの思い出が刻まれることでしょう。

reyn spoonerの物語

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カリフォルニアとハワイ、reyn spoonerが2つの海岸を舞台に伝えるアメリカン・ドリームの物語

Reynolds McCullough (通称Reyn) はカリフォルニアのカタリナ島で子供時代を過ごしました。第2次大戦後、軍隊から故郷に戻ったReynはカタリナ島アバロンの紳士服店で働き始めます。Reynはファッションとマーケティングに鋭い洞察力を発揮したため、1949年には店を買い取り、店名も「Reyn's Men's Wear」に変更しました。やがて、Reynはカリフォルニアで6店舗を経営するに至ります。優れた紳士用リゾートウェアとスポーツウェアを常時取り扱っているとの評判を得ていました。1957年、ハワイを初めて旅行していたReynはハワイ諸島での生活に魅了されます。同時に彼は、ジャンボジェットが観光業を可能にし、ハワイも州への昇格を目前に控えていたという状況に好機を見い出しました。1年後、Reynは家族を連れてホノルルへ移住します。そして1959年にホノルルでアラモアナ・ショッピング・センター (当時、アメリカで最大のショッピングセンター) がオープンした時には、「Reyn's Men's Wear」がそこで開店した最初の店舗のうちの一つとなりました。
その一方、ワイキキビーチのヤシの木の下に1956年に建てられた小さな草小屋の中、女性裁縫師のRuth Spoonerは特注のサーフトランクスを懸命に生産して、「ミシンの帝国」を築き上げていました。このサーフトランクスはその比類なき品質によってハワイ全土でも評判でした。Reynがハワイにやって来てすぐに、この2人の提携が始まりました。Reynがボードショーツやシャツをデザインし、Ruthが心を込めた縫製を手がけました。Ruthはほどなくして自らの会社をReynの会社と合併させ、1961年に現在の社名であるreyn spoonerが誕生します。

当初、Reynは自分の店にハワイアンシャツを置くことを拒否していました。あまりに派手で、作りも粗過ぎると考えてのことです。しかし、あるものが彼に地元のバーテンダー兼サーファーの手で縫製された「裏返しシャツ」を見せたとき、Reynは閃きます。彼は目の当たりにした裏返すという手法により洗練されたプリント柄を合体させ、それをクラシックに仕立てられたオックスフォードシャツと組み合わせたのです。要するに、Reynはサーファーの「クールさ」とアイビーリーグの伝統主義とを組み合わせることで、起業家、アーティスト、ビジネスリーダーがサーファーと同じように魅力を感じるものを生み出したのでした。革新的だった彼は、驚くほど丈夫でシワにならない上に通気性もある、綿とポリエステル紡績糸との混紡素材「Spooner Kloth™」の採用を推進しました。Reynがハワイアンシャツが世界中で受け入れられる道を開くほどの不朽の名品を生み出したことで、reyn spoonerは「太平洋のブルックスブラザーズ」と称されるまでになっています。現在、reyn spoonerはハワイでの最初の店舗 (今もなおアラモアナセンターで営業中) だった時代から世界的な地位を築くまでになっています。その中で、モダンかつ高品質で、アロハからインスピレーションを得た衣服を、伝統と革新との上に成り立たせています。今もなおこだわっているのは、気取らない「クール」なハワイのスタイルをユニークなプリント柄のデザインや見事な仕立てと組み合わせることです。

アロハ・フライデー

アメリカ国内や世界中で、カジュアル・フライデーはオフィスに欠かせないものとなっています。
あらゆる素晴らしいアイデアがそうであるように、この話にも舞台裏があります。

この取り組みは1960年代に始まりましたが、ハワイ・ファッション組合、そして当社の創立者であるReyn McCulloughの功績と言えましょう。Reynはぶかぶかで派手な50年代前半のハワイアンシャツを基にして、その見た目をより繊細で洗練されたものへと作りかえました。ボタンダウンの襟をつけ加え、細心の注意を払って製作することで、「太平洋のブルックスブラザーズ」はハワイでビジネスにも許容できるシャツを作り上げました。熱帯気候のハワイでは、息苦しいほどに暑いコートとネクタイという当時のビジネススタンダードに挑戦する土壌がありました。
1962年、ハワイ・ファッション組合はReynを主要メンバーとして迎えつつ、ハワイアンシャツを職場での服装として容認するよう、キャンペーンを開始しました。この「解放作戦」の一環として、組合はハワイ州議会上下院の議員全員に2着のハワイアンシャツを贈ります。その後の決議により、ハワイアンシャツを「快適性および50番目の州における衣料産業の支援を目的として、夏季に着用すること」が推奨されました。次に組合は「アロハ・フライデー」のロビー活動を行いました。これは男性の仕事でのハワイアンシャツ着用を1年を通じて認めるための取り組みです。このアイデアは功を奏し、アロハ・フライデーは1966年にハワイで正式に始まりました。
ハワイの「アロハ・フライデー」という習慣は東のカリフォルニアにまで瞬く間に広がり、それを超えて波及していきました。90年代には、「カジュアル・フライデー」として世界中で知られるようになります。現在、ハワイでは日常的なビジネスの服装としてハワイアンシャツが着られています。「アロハ・フライデー」という言葉は今やハワイ人が週末を迎えた解放感を表現するのに使われています。このことは、1982年のKimo kahoanoとPaul Nattoの歌に出てくる「It’s AlohaFriday, No Work ’til Monday (アロハ・フライデーがきた、月曜まで仕事はない)」という歌詞にもよく表れています。毎週金曜日には、ハワイのほとんどのラジオ放送でもこの言葉が使われています。

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「Limited Edition」と「Heritage Prints」

毎シーズン、新規の独占的な図版や当社の非公開アーカイブからインスピレーションを得ることで、reyn spoonerはハワイの遺産を反映しつつもハワイの枠組みを超えた限定販売の衣服の製作が可能となっています。
「Limited Edition」は、たとえそのプリント柄が即時に完売したとしても、当社は再生産しないという意味です。当社の小売店からの移動以外で、在庫補充はありません。つまり、売り切れ次第終了となります。
「Heritage Collecition」は数シーズンか、1、2年のあいだ販売が続くるプリント柄から構成されます。例外は、当社の象徴である「Lahaina Sailor」プリント柄です。こちらは1968年に初めて発表されました。「Lahaina Sailor」のカラーバリエーションのいくつかが長年にわたって「Limited Edition」内で製造されていますが、当社のネイビー、デニム、ピンク、レッドおよびナチュラルカラーの「Lahaina Sailor」は今後も「Heritage Collection」の一部として販売していきます。

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「Classic Fit」と「Standard Fit」

「Classic Fit」 これは当社の伝統的なハワイアンシャツのサイズで、リラックスできる着心地の良さと動きやすさを考えてデザインされています。「Wahine Label」に指定されているこれらのシャツは、肩と体部分の幅が広めなうえ、スペースを大きくして快適性を高めるために背面はボックスプリーツになっています。シャツの裾を出す場合も出さない場合も見た目が良くなるように、丈の長さがデザインされています。また、ボタンダウンの襟、プリント柄の一致するポケットや前立て、隠し縫い、サイドベンツ、高品質なボタンという、reyn spoonerならではのディテールも特徴としています。前ボタンシャツとプルオーバースタイルのものを常時ご用意しています。
「Regular Fit」 2010年、reyn spoonerは「Modern Collection」という名でトリマーラインのハワイアンシャツを発表しました。これが業界にセンセーションと新しいトレンドを巻き起こしました。現在、当社のトリマーフィット・デザインの人気が高まるにつれて、当社はRegularサイズのオックスフォードシャツにおける業界スタンダードにさらにマッチするよう、サイズを改良しています。当社の「Classic」サイズと比較すると、これらのシャツは肩と体の部分がやや狭めで、半袖と着丈もわずかに短くなっています。デザインもラウンド・テイルのものや、ウエストから裾にかけて細くなっていくデザインのものがございます。こちらもやはり、裾を出す用途でも出さない用途でも見事に調和します。こちらは前ボタンシャツのみです。当社のフィットガイドでさらなる詳細情報がご覧いただけます。

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リバース・プリント、1960年代からハワイアンシャツは裏地使いに

reyn spoonerを特徴付けるリバースプリント製法 (すなわち、地元の人々が「inside-outshirt」 / 「裏返しシャツ」と呼ぶもの) は60年代前半、Pat Dorianという名の意欲的なサーファー兼バーテンダーとReyn McCulloughとの話にまでさかのぼります。60年代前半、カリスマ的な存在だったPat Dorianはドリンクを提供するかたわら、彼自身のラインとしてハワイアンシャツを販売していました。彼は自分が着ているものをお客さんから褒められるたび、シャツの入った箱を取り出しては見せていました。やがて彼は、当時Reyn'sのアシスタントマネージャーを務めていたTom Andersenに対して、Reynに特注のシャツを提示するので、自分の商品を店で扱ってほしいとかけ合いました。Andersenは明るい柄が好きではなかったため、2人はプリント柄の発色を裏返すことで抑えられないかと検討しました。Dorianはそのアイデアを実行に移し、次に彼がサンプルを携えてやって来たとき、ReynとAndersenは2人ともその成果を大いに気に入りました。シャツが大成功を収めた理由はそれだけではありません。
その後にReynは自らの創意工夫もこらします。ニューヨークのGANTから承認と支援を取りつけ、Reynが特注したクラシックなボタンダウンのパターンをリバースプリントに組み合わせたのです。
さらにReynは、陽光の下で完璧に映える見た目という自らの理想を達成するため、絶妙な技巧で繊維を「通して」塗ることができる繊維職人を見つけようと世界中を探し回りました。その結果、reyn spoonerはハワイのビジネスマンにも観光客にも効果的に売り出すことができたのです。ムームーの生地から作られていた派手で作りの粗いハワイアンシャツは再考され、クラシックスタイルが生まれました。

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'56年以来の品質

気取らず、着心地が良く、ハワイらしさがあって作りも丁寧 ―― それこそがreyn spoonerのこだわる全てです。ハワイの伝統という遺産は、現代のスタイルや美意識と共に一つのものへとまとめられています。

reyn spoonerの商品はどれも、ブランドの土台となる一貫した厳しい基準によって注意深く製作されています。当社専売のプリント柄を使用しつつ、当社が商標を所有する柄の上を一針ごとに完璧な縫製を施しています。当社の特徴となるディテールが長年にわたって維持され、今もなお比べるものがない状況にあることも何ら不思議ではありません。ビーチでアクティブに遊ぶときも、プールサイドでくつろぐときも、オフィスで涼しく過ごすときも、丈夫で洗濯にも強いReynSpoonerの真価は感じられることでしょう。長く使えるよう、楽しく使えるように作られています。

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Spooner Kloth

当ブランドの有名なSpooner Kloth™は1964年に採用された綿とポリエステル紡績糸との混紡素材で、通気性が良くてシワになりません。当社独自のスクリーン印刷プロセスによって、Spooner Kloth™では、reyn spoonerのリバースプリントがはっきりと見えるよう、インクが完璧に浸透できるようになっています。インクが繊維を浸透する都合上、生地の構造はわずかに増えることにもなります。そのため、初めのうちは暗めのプリント柄がやや硬めに感じらるかもしれません。しかし、着色された繊維は洗濯ごとにほぐれていくため、繊維はその形を維持しながらも、ゆっくりと時間をかけてどんどん柔らかくなっていきます。飛行機に12時間座ったあとでもなお、大勢の人々の中でもそのパリッとした見た目が目立つシャツを着て、飛行機から立ち去ることができるのです。
ビンテージ物のreyn spoonersは何世代にも渡って受け継がれたり、古着屋の掘り出し物として大切に保管されています。貴重なプリント柄は数千ドルの値で販売されていることもあります。つまり、着れば着るほどアロハが深まります!

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ハワイ製

reyn spoonerのプリント柄と衣服は全てハワイで、アロハの精神とともに自信をもってデザインされています。この地では、自然からのインスピレーションを得ているとともに、初めに暮らしていたポリネシアの先人たちの手によるものから、のちに日本、中国、南太平洋、カリフォルニアや世界中からやってきた人々のものまで、多様な文化に根差すハワイ諸島のライフスタイルに導かれています。
私たちが着る服は今や大部分がアジアで縫製されている一方、reyn spoonerはハワイでの生産を今もなお維持しています。「Lahaina Sailor」シリーズ、子供服、「Aloha Squares」などのエコ製品、タオル、エコバッグといった製品に加えて、当社アクセサリのほとんどは現在でもハワイで手縫いされているのです。また当社は「Made in California Indigo Collection 2016」を皮切りに、インソーシング戦略を開始しています。前へ進み続けるreyn spoonerは、ハワイやアメリカでの生産計画を増加させる方法を模索する取り組みにも積極的に関与していきます。

1956年から今日まで ――
着れば着るほど深まるアロハ。